よくある質問

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08 現在でも被害の原因となった製品(ライオデュラ)は使用されているのでしょうか。

2012/03/16
薬害ヤコブ病事件で、危険性が確認されているのは、1973年から輸入されていた、ドイツB・ブラウン社の「ライオデュラ」というヒト乾燥硬膜製品です。その中でも、1987年5月に滅菌処理法を変更する以前の旧処理法の製品だけから、被害者が確認されています。 つまり、1973年から1987年5月頃まで製造されていた「旧処理法のライオデュラ」が、薬害ヤコブ病の被害の原因として確認されているということです。 日本には、1986年頃から、ライオデュラの他にバイオダイナミクス社製の「テュトプラスト」という製品も輸入されていましたが、「テュトプラスト」からの被害者は日本で確認されていません。 日本では、ライオデュラを含めた全てのヒト死体硬膜製品が、1997年に使用禁止となり、現在は使用されていません。現在の脳外科手術には、人工のゴアテックス製品などが使用されています。